144/430MHz デュアルバンドデジタルトランシーバー(広帯域レシーバー搭載/GPSマイク対応)
※1 | HM-175GPS(オプション)。 |
JARL(一般社団法人日本アマチュア無線連盟)が開発したD-STAR®の標準方式に沿ったデジタルボイス(DV)モードに対応。カタカナでメッセージを送ることもできます(ID-91、IC-2820G/DGとの通信互換性あり)。もちろん、従来のFMモードによる通信も可能です
新開発のGPSマイクHM-175GPS(オプション)を接続することにより、自局の位置情報を表示することができます。もちろん、相手局に自局の位置データを送ることも可能。さらに、登録された相手局の位置情報を基に、コンパス(相手局の方位)表示させることもできます。また、D-PRSにも対応しています。
位置<自局>情報の表示例 | 位置<相手局>情報の表示例 | |
ID-92+GPSマイク※1 | コンパス表示例 | コンパス<相手局の方向>表示例 |
※1 | HM-175GPS(オプション)。 |
IPX7※の防水性能と、アルミダイキャストシャーシを採用することで優れた堅牢性を実現しています。これにより、アウトドアでも快適に運用することができます。
最高水準の防水性能IPX7を実現 | アルミダイキャストシャーシ |
※ | バッテリーパックを正しく装着した状態で水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として機能することです。 |
アイコム独自の広帯域パワーアンプにより、最大5Wの高出力を実現。5W、2.5W、0.5W、0.1Wの4段階の出力設定が可能です(付属のリチウムイオンバッテリーBP-270使用時)。状況により、最適な出力に設定することで、電池の消耗を抑え、運用時間を延ばすことができます。
運用時間の目安 (5W時)周波数帯 | BP-270 7.4V 1200mAh(min) 1260mAh(typ) |
---|---|
VHF | 約4.5時間 |
UHF | 約4時間 |
Aバンドは495kHz〜999.990MHz※1の広帯域をFM/WFM/AMでカバー。一方のBバンドは118.000MHz〜174.000MHzと350.000MHz〜470.000MHz※1をFM/FM-N/AM/DV※2モードでカバーしています。また、AバンドとBバンドの周波数組み合わせによりV/V、U/U、V/Uの2波同時受信を実現しています。
受信周波数範囲 | 対応モード | |
---|---|---|
Aバンド | 495kHz〜999.990MHz※1 | FM/WFM/AM |
Bバンド | 118.000MHz〜174.000MHz、 350.000MHz〜470.000MHz※1 |
FM/FM-N/AM/DV※2 |
※1 | 一部周波数帯を除く。 |
※2 | DVモードはアマチュアバンドのみ |
アルファベット(大文字と小文字)はもちろん、カタカナ表示も可能な視認性に優れたフルドットLCDを採用。アウトドアでも表示が見やすく、各種設定を容易に行うことができます。なお、表示フォントもLargeとSmallから選択することが可能です。さらに、LCD/キーバックライトも装備。夜間や暗い場所でも表示を確認できます。
メモリーネーム(Large)表示例 | バックライトON時 |
DVモード運用時、受信した相手局のコールサインをワンタッチで相手局(UR)に設定することができます。受信コールサインの履歴も20件までメモリーでき、コールサインの登録も簡単に行えます。
音声メモ機能(DVモード時)により、最大30秒×1件または15秒×2件、10秒×3件の音声を録音することができます。また、自動応答用メッセージ(10秒)の登録も可能です。
メニューモードにより、各種設定を簡単に行えます。しかも、十字キーにより、直感的に操作することが可能。なお、表示はアルファベットまたはカタカナを選択することができます。
オプションのコントロールソフト(RS-92)を使用すれば(OPC-1799が必要)、パソコンのモニターを見ながら各種設定や操作を行うことができます。パソコンのキーボードを使えば、周波数設定やメモリーネーム等もスピーディに入力することができます。
パソコン操作表示例 | メモリー設定表示例 |
※1 | 空線キャンセラー機能、MSK機能、トーンキャンセラー機能はすべての空線信号、MSK信号、トーン信号を 検出するものではありません。 |
※ | BP-270使用時 |
※ | D-STARは一般社団法人日本アマチュア無線連盟の登録商標です。 |
※ | ポケットビープはアイコム株式会社の登録商標です。 |